とりあえず自分のこと

いろいろ思い立つことがあり、ブログを作ってみようと思いました。

私は軽度の自閉スペクトラム症(以下ASD)と診断された息子を育てています。自分自身もADHDと診断されていますが、おそらくASDの傾向もあり、受動型のアスペルガーではないかと思っています。

息子は保育園の時に発達上の問題を指摘され、地域の療育センターを受診後、診断を受けました。小学校入学の際はいろいろ悩みましたが、早生まれということもあり、最初から個別支援級でスタートすることにしました。周囲の方々に恵まれ、サポートを受けながら一般級で過ごす時間を徐々に増やしているところです。

また私自身は、子どもの頃を過ごした家庭の環境があまり良くなく、今思えば二次障害を起こしていた様で、中学校の途中から不登校になり、高校には進学しませんでした。幸い友達から大検(今の高卒認定試験)のことを知り、無事に合格し、それがきっかけで簿記会計を勉強し、大人になってからは主に経理の仕事をしています。これも今思い返せばADHDアスペルガー傾向のためか、職場で人間関係がうまくいかなかったり、仕事を抱えすぎてしまったりといった問題に何度も直面し、うつになったり転職したりということを繰り返しています。

夫もおそらくASD気味でアスペルガーではないかと常々感じています。また一時期はコミュニケーションの不調和から私もカサンドラ妻になっていた様にも思います(今は主にあきらめといろいろな気づきで持ち直しています)。

発達障害について知ってから、自分と夫の親(義父は結婚時には他界していたため分かりませんが)も、それぞれ非定型発達ではなかったのかと思えるエピソードがいろいろと思い起こされる様になりました。特に私の父には幼い頃からろくでもない目にあわされ続け、傷ついた自己肯定感を回復させ(そもそも初めから自己肯定感が育ってなかったのではないかと思います)トラウマを解消するために時間と費用をずいぶん使ったと思っているのですが、父は自閉症スペクトラムだったのかも知れないと気づいてからは、父も母も自分も仕方がなかったのかも知れないと思っています。

こんな私なのですが、これから、

・いま自分の息子を育てる中で日々思う事
・いま仕事をする中で日々思う事
・過去の嫌な出来事(トラウマ)や思い出
・心の傷や自己肯定感を癒すためにやってみたこと
・おもしろかった(主に発達関連の)本の感想

などについて思いつくままに書いてみようと思っています。気が向いたときにでも読んでいただけましたら幸いです。